防災訓練

防災訓練は、多くの場合、学校・職場などでは定期的に行われているのですが、その他の場所で防災訓練に参加するチャンスは非常に少ないのが現状です。

ご承知の通り災害は往々にして忘れた頃にやってきますから、防災訓練に定期的に参加することはとても大切です。勿論、防災訓練の必要性は、万が一の災害発生時にでも、落ち着いて冷静に慌てず、適切な対処を行うことができるようにするために、訓練しておくことを目的としています。

先述の目的どおり、万が一に備えて、落ち着いて対処できるということも大切ではありますが、それ同等もしくは以上に重要な目的として、「周りの人との協力」という面をどのように対処するべきかも防災訓練に参加することで知ることができます。

もしも防災訓練に参加していない場合には、やはり万が一の時には、慌ててしまったり、パニックに陥ってしまったり、何をすればいいのかわからず右往左往してしまうという人が出てくると思います。

防災訓練は、それぞれの地方自治体でも定期的に行われており、住民向けの新聞などによって防災訓練に関しての告知は行われています。防災訓練に積極的に参加するようにして、極力、災害が万一起こってしまった場合でも慌てなくてもいいように、普段から訓練をしておくことが大切です。

災害は忘れたころにやって来ると言いますが、常日頃から、防災に関して高い関心を持ち、防災訓練に可能な限りは参加して万が一に備えておくことが、大人・子供・男性・女性の区別なくすべての人に対して言えることになるのではないでしょうか。

防災訓練には「万が一のときの対応は命に関わる」という意識をもって大切に取り組んでいく必要があります。